今回はギター初心者の方のために、ギターの正しい持ち方を画像付きで解説していきます。
変な癖をつけてしまうと修正するのが大変なので、ギターを始める一番最初からギターを正しくもてるようになっておきましょう!
座ってギターを弾くパターンと、立ってギターを弾くパターンの2つのパターンを解説していきます!
座った状態でのギターの正しい持ち方
今回は右利きのギターで解説していきます。
左利き用のギターを使っている方は、右左反対で読んでいってください。
まず最初にギターのくぼみを右の太ももの上に乗せます。
左足ではなく右足なのでそこは間違えないように気をつけてください!
また、膝に近い部分においてしまうと、ギターと体の距離がひらきすぎて弾きづらくなります。
できるだけ太腿の付け根に近い方に置くことを意識してください!
続いて、ギターの角のあたりに右の腕をのせます。
この際に、右手の肘より下の部分(肘から指先の部分)を自由に動かせるような位置に右手をおく必要があります。
右手が自由に動かせないと、うまくストロークできないので注意してください。
続いて、自分の胸の方に少しだけギターを傾けて、胸の下のあたりにギターが触れたらOKです!
右の太もも、右腕、そして胸の三点でギターを固定するような形になります!
左手をギターに触れなくても、ちゃんとギターが固定されている状態になっているか確認してください。
もしギターが動いてしまう人は、三点で固定できていないのでもう一度ちゃんと固定できてるか確認してみてください。
またギターのヘッド(チューニングをする際に触る場所)の位置が下がらないように注意してください。
この下の画像はヘッドが下がってしまっているので良い持ち方ではありません。
水平か、もしくはすこしだけ上にあげるようにしてください。
どれぐらいの角度にするかは、色々試してみて自分にちょうどいい角度にしてください!
実際にギタリストによってこの角度は全然違います。
そして左手に関しては手首を変な方向に曲げないよう、自然に弦を握ってください。
また、体に対してのギターの角度というのも注意する必要があります。
体に対して完全に水平な状態よりかは、少しだけヘッドが前方にあるような状態が理想です。
そうすることで、弦を押さえるときに力が入りやすくなります。
以上が座った状態でのギターの正しい持ち方になります!!
また、猫背だと長時間ギターを弾いた際にかなり疲れてしまいます。
できるだけ猫背にはなりすぎないよう注意をしてください!
立った状態でのギターの正しい持ち方
続いて立った状態でのギターの正しい持ち方を説明していきます。
普段座った状態で練習している人も、将来的に舞台に上がるような機会があるかもしれないので、その時のために立った状態での演奏の練習もしておいた方がいいです。
座った状態と立った状態では、ギターを弾く感覚は全然違います。
では実際に立った状態のギターの正しい持ち方を見ていきましょう。
まず立った状態ではギターストラップを首にかけます。
そしてギターのホールの位置が、自分のお腹の前に来るぐらいの高さにします。
高さの調節に関しては、ギターストラップの長さを調節することで行えます。
ギターの高さに関しては、演奏者によって全然異なりますが、最も基本となる位置がお腹あたりなので、まずはその位置で構えるというのを意識しましょう。
そして、ギターのヘッドの位置は水平よりも高くする必要があります。
この角度も好き好きですが、あまりにも上げすぎると弾きにくいので、10度〜45度ぐらいの範囲内におさめるのがおすすめです。
また座っている時と同様、体に対して水平ではなく、少しだけヘッド側を前に出すのが正しい持ち方になります。
45度ぐらい前に出すと、コードを押さえたりする際に左手が楽になります。
以上がギターの正しい持ち方です!
一度変な癖をつけてしまうと後から苦労するので、早めに正しい持ち方を身に付けましょう!