今日は「ミニギターって何?弾きやすいって聞いたけど本当?初心者向けって聞いたけど本当のところどうなの?」
という疑問に1つずつ答えていきます。

また、これからギターを始めるよという人向けにおすすめのミニギターも紹介していきます!
最初はミニギターとは何かという話をしていきます。

ミニギターはサイズが小さいので初心者にとっては弾きやすい

ミニギターは、その名前の通り普通のギターよりサイズが小さいギターのことを指します。

弦の長さを見てみると、普通のギターは650mm前後の物が多いですが、ミニギターは540mm〜580mm前後のものがほとんどです。
ミニギターの方が100mm(10cm)ほど弦の長さが短いといえます。
またギターのボディ(木でできてる部分)もミニギターの方がコンパクトになっています。

その結果として、ミニギターと普通のギターを見比べた場合、ミニギターの方が一回りも二回りも小さいです。

小さいと何がいいのかですが、まず1つ目に弦の長さが短い分弦を押さえる際に必要な力が少なくてすみます。
力が弱い人でも弦を押さえやすいと言えます。

また、サイズが小さい分、コードを押さえる際にも比較的押さえやすくなります。
普通のギターに比べて、押さえる範囲が近くなるので手が小さい人にとってはミニギターの方が押さえやすくなります。
女性で手の小さい人や、子供にとってはこれは非常にありがたい特徴になります。

一方大人の男性で手が大きい人にとっては、ミニギターの方が普通のギターに比べて押さえづらいこともあるのでその点は注意してください。


ミニギターの他の特徴

ミニギターは小さいのでギター初心者にとって弾きやすいのですが、それ以外の特徴も説明していきます。

まずミニギターは普通のギターに比べると音が小さいです。

これはボディが小さく、音の響きが小さいためです。

とはいえ、アコースティックギターのミニギターはそこそこの音量があります。
普通のアコギに比べるとミニアコギの方が音量は小さいは小さいですが、そうはいってもアコギなので防音・騒音には多少気を使う必要があります。
ただ逆にいうと、ミニアコースティックギターはミニではあるもの音は本格的なギターとそんなに変わらないので、がっつり演奏を楽しみたいという人でもミニギターで十分楽しめますし、弾き語りももちろんミニギターで大丈夫です。

ミニギターの他の特徴としては、持ち運びやすさが挙げられます。
旅先に持っていくのであれば普通のギターよりミニギターの方が遥かに楽に持ち運びできますし、ちょっと外で弾き語りをしたいなと思った時もミニギターの方が楽です。

また、ミニギターはサイズが小さい分、普通のギターより少しだけ値段も安くなります。
ギターをこれから始めたいという人にとっては、ミニギターの方が安く始めやすいといえそうです。


ここまでミニギターの良い部分ばかり挙げてきましたが、一方でデメリットもあります。
ミニギターは弾きやすいのですが、ミニギターになれてしまうと普通のサイズのギターが弾きづらくなります。

同じコードを押さえるにしても、普通のギターで押さえる時の方が指を広げる必要があります。
ミニギターでずっとやっていると、普通のギターでコードを弾く時に感覚がやっぱり少し違うので最初は弾きづらいです。
とはいえ同じギターですし、基本は変わらないので、しばらくすると普通のギターにも慣れて普通に弾くことができます。

少し長くなりましたが、以上がミニギターの特徴です。
続いてミニギターの選び方を解説していきます!

ミニギターの選び方

ここまで一口にミニギターと言ってきましたが、実はミニギターも大きく分けると三種類に分けられます。
(これはミニギターに限らず普通のギターもそうです。)

その3つとは、ミニアコースティックギター、ミニエレキギター、ミニエレアコの3つです。


ミニエレキギターは、アンプという機器が必要になります。
ミニエレキギター本体の音は非常に小さいのですが、アンプによって音を増幅させます。
バンドを組みたいという人はエレキギターを選ぶのが普通になります。


一方ミニアコースティックギターはギター単体での音が大きく、アンプは必要ありません。
ミニアコースティックギターは弾き語りをしたいという人に向いています。
ミニギターを買いたい人の多くがこのミニアコースティックギターを買うことになると思います。
子供にギターを買ってあげたいなという人にとっても、ミニアコギが最初の選択肢になってきます。


そしてミニエレアコですが、ミニエレキギターとミニアコースティックギターの良いとこどりをしたものです。
アンプに繋がない場合は普通のミニアコースティックギターと同じように使えます。本体単体でも十分な音量があります。
アンプリつなぐと、ミニエレキギターと同じように使えます。
これはライブ会場で大音量でアコギの音を響かせたいという用途に使えます。

ミニエレアコは良いとこどりをしている分、値段は高いです。
よっぽどお金に余裕があればミニエレアコでいいですが、そうでない限り最初はミニエレキかミニアコギのどちらかを選べば問題ありません。

繰り返しになってしまいますが、弾き語りをしたいならミニアコースティックギター、バンドを組みたいならミニエレキギターです。
特に目的はないけどギターを弾きたいな、、という人は個人的にはミニアコースティックギターがおすすめです。
ギターを弾く練習をしていると、弾き語りをしたいなという思いがむくむくと湧いてくる人が多いので、その時のためにミニアコギを選んでおいた方がいいです!笑

では続いておすすめのミニギターを紹介していきます!

おすすめのミニギター

まずミニアコースティックギターですが、ヤマハのJR2というギターが一番おすすめです。


国内の有名ブランドであるヤマハの出しているミニギターという点で安心感もありますし、価格帯もギター初心者にとってはかなり手の出しやすい価格です。
2万円未満で手に入るので、これからギターを始めたいけどどのミニギターを買ったらいいか分からないという人にはこのギターをおすすめしたいです!

もっと高いミニギターに手を出したいという人はMartinというメーカーのミニアコギがおすすめです。
Martinはアメリカのブランドで、アコギだとトップブランドです。
ギターをこれから始めるという人にとっては高いですが、ミニギターを2本目として買いたいというのであればMartinに手を出すというのはありだと思います。


続いておすすめのミニエレキギターですが、日本製で言うとBacchus(バッカス)というメーカーのミニエレキギターがおすすめです。

2万円〜3万円ほどで売っています。

また海外メーカーだとEpiphone(エピフォン)のミニエレキギターが選択肢として入ってきます。
Epiphoneは有名ギターメーカーであるギブソン傘下のブランドで、こちらは2万円〜4万円ほどで買うことができます。


続いておすすめにミニエレアコですが、ヤマハのAPXT2というギターがおすすめです。

こちらは3万円前後で手に入ります。日本の大手メーカーのヤマハということでやっぱり安心感があります。

また、もっと手ごろな価格でミニエレアコを手に入れたいという人にはヤイリというメーカーのYM-02Eというギターがおすすめです。
ちなみにヤイリは岐阜にあるギターメーカーで、ギターをやっている人であれば知っている人が多いです。
YM-02Eは15000円前後で手に入るので、ヤマハのエレアコの半額ほどです。

以上がおすすめのミニギターの紹介でした!

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ではよいミニギターライフを!